息抜きと生物学

お勧めグッズ、バイオ系の内容など 博士課程学生の生態の一例です。

とうとう買ってしまったアレ

こんにちは。うちPです。

 

先週、人生で一番高い買い物をしてしまいました。

 

前々から、ほしいとは思っていたのですが

 

ついに買ってしまいました。。。

 

めっちゃタイムリーなので、

 

2月にやったばかりですが

 

今週のお題「人生で一番高い買い物」

 

やってみましょう。

 

 

何を買ったのかというと

 

タイヤとホイールのセットです。

 

家の車をイメチェンしようと思いましてね。

 

ホイールはこちら

WORK EMOTION の M8R

(WORK EMOTION M8R製品情報|株式会社ワーク)

 

色はこれじゃなくて

 

黒にしました。

 

タイヤは、純正で

 

BRIDGESTONEPOTENZA S007A

(POTENZA S007A 製品情報 | POTENZA | 株式会社ブリヂストン)

 

にしました。

 

4本で約27万円!

 

いや、普通にタイヤとホイールを別々で買うよりは

 

20万円近く安くなってますが、

 

まあ、安くはないですね。。。

 

今まで基本的には純正で乗っていたので、

(マフラーとシフトノブだけオプション)

 

初カスタムですね

 

車体も黒

 

ホイールも黒

 

全身真っ黒になります(笑)

 

ということで、ただの雑記でした。

 

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキング

ヒトゲノム完全解読?!

こんにちは。うちPです。

 

おかげさまで

ブログをはじめてから本日で2年たちました!

 

最低でも月1で更新していたんですが、

ついに3月の更新が0になってしまいましたね。。。

これについてはまた別の機会に(笑)

 

 

そんなことよりですね!

 

ついに!

 

 

ヒトゲノムの完全解読!

(原著です→https://www.science.org/doi/10.1126/science.abj6987

 

 

2003年のヒトゲノムプロジェクト完了によって

ほぼすべてのヒトゲノムが解読されていましたが、

まだまだ読めていない部分が多くありました。

 

その後の研究によってさらなる解読が進められて、

それでも約8 %は、繰り返し配列などの理由で、

きちんと読めていませんでした。

 

それが今回!

The complete sequence of a human genome(ヒトゲノムの完全な配列)」

というタイトルの論文が、

Scienceという雑誌に掲載されました!

 

今回Scienceに発表された内容では、

 

これまでに分かっていた配列に

新たに2億塩基対ほどのデータが加えられたようで

 

エラーはおよそ0.3 %程度!

 

 

これによって

 

約30億5500万塩基対の配列が分かったようですね。

 

この論文は3/31に発表されていますが、

 

さらに、4/1にはエピジェネティックパターンも解読できたという論文が出てきていますね。

 

 

 

ヒトゲノムについて、どんどん新しいことが分かってきていますねぇ

 

その分、ゲノム情報の取扱いについても考えていく必要が出てきそうですね。。。

 

ということで、今回はこの辺で。

 

今後も、不定期にマイペースに更新していくので、よろしくお願いします!!

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

現金自動預け払い機

こんにちは。うちPです。

 

今週のお題「復活してほしいもの」

 

ということで、久々にお題をやっていこうかなと思います!

 

 

色々考えたのですが、一番生活に直結するやつにしました。

 

「ATM」

 

です。

 

私、

ここ数年で知名度を爆上げした

青色の某銀行を使っているんですね。

 

理由としては、今在籍しているキャンパスにATMがあったからなんです。

 

ちなみに、緑色の某手紙系銀行のATM青系の2つがありました。

 

でもね。

 

1年半ぐらい前にですね

 

青系のATMが撤去されたんですね。。。

 

一番近いATMは隣駅のショッピングモール内

 

コンビニ等だと手数料かかりますし、息抜きがてらにたまーに行くんですが

 

学内に復活してほしい。。。

 

てか、ATMがなくなった今、青系使ってる意味とは。。。

 

というわけで、久々の雑記でした!

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村


人気ブログランキング

顕微鏡シリーズ~蛍光顕微鏡 3~

こんにちは。うちPです。

 

皆様、明けましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

もう半月も過ぎてしまっていますが(笑)

 

2022年1発目は

 

久々に顕微鏡シリーズ!

 

蛍光顕微鏡の3回目です。

 

今回は、「蛍光色素、蛍光タンパク質」についてです。

 

といいつつ、蛍光タンパク質であるGFPにフォーカスします!

 

GFP

世の中には便利なものがあります。

 

緑色蛍光タンパク質

 

通称GFP (Green Fluorescent Protein)です。

特定の波長の光を当てると、緑色の蛍光を発するタンパク質です。

生物系の学部に入学すると、ほぼ間違いなく耳にします。

 

こんな構造をしたタンパク質です。

真ん中の濃い緑の部分が発色に関連している部分です。

f:id:Uchi_P:20211024204955p:plain

(PyMoLというフリーソフトで表示しています。)(PBD: 1GFL)

 

 

GFPオワンクラゲというクラゲから発見されました。

発見した下村脩先生は、この功績により2008年にノーベル賞を受賞しています。


GFPをもとに、赤色の蛍光を発するRFPやmCherry、赤外のiRFP、黄色のYFP、シアンのCFPなど

様々な蛍光タンパク質が開発されています。

もちろん私も、めちゃくちゃお世話になっています。


タンパク質ですので、GFPがどういうアミノ酸配列なのかは分かっています。

もちろん、そのアミノ酸配列に対応したDNA配列(遺伝子)も分かっています。


そうです。

細胞にGFPの遺伝子を突っ込むと

GFPを作ってくれて、励起光を当てると細胞が光ります!!

 


例えば

タンパク質Aの遺伝子の後ろに

GFPの遺伝子をつなげて

細胞に導入することで、

細胞内でタンパク質Aのある場所が分かります。

f:id:Uchi_P:20211024202908p:plain

緑がある場所がタンパク質Aの場所です。

 

さらに、赤に光るRFPをタンパク質Bにつなげてみます。

赤の蛍光を観察すると、タンパク質Bの位置が分かります。

f:id:Uchi_P:20211024202927p:plain

 

 

緑と赤の画像を重ね合わせることで、

タンパク質B(赤)はタンパク質A(緑)と隣り合っていることが分かります。

f:id:Uchi_P:20211024202947p:plain

画像解析を行うことで、

緑の面積に対して、何パーセント程度赤が重なっているのか、

それぞれのタンパク質の位置関係を知ることができます。

 

 

さらに、この観察を生きた細胞で行うことができます!

なので、例えば、

 

細胞分裂が終わった直後はタンパク質AとBは一緒にはいないが、

20秒後には一緒にいるとか

その移り変わりを観察することができます。

 

時間と位置の関係性が分かるということですね!

 

よく「時空間的情報」などと言われます。

 

 

 

また、タンパク質なので、

 

昨今のゲノム編集技術等を利用して、GFPの遺伝子をマウスのゲノムに組み込むと

 

光るマウスを作ることができます。

 

これは蛍光色素ではできません。

 

まあ、動物実験についてはセンシティブな内容なのであまり突っ込まないようにしますね。

 

GFPマウス」などのワードで検索すると、画像が出てきます。

 

 

ということで、今回はGFPについて語ってみました。

 

蛍光色素については全く触れていませんが、これで蛍光顕微鏡の回は終了の予定です。

 

次回は「レンズの特性」。。。

 

これまた更新に時間がかかりそうです。。。

 

 

 

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

モルヌピラビルって何する薬?

こんにちは。うちPです。

 

本日(12/24)

 

新型コロナの飲み薬である「モルヌピラビル」の承認が了承されましたね。

 

以前の記事でも取り上げた

レムデシビルやアビガンなどと同じような仕組みで働く薬です。

 

以前の記事 (ウイルスの増え方とレムデシビル - 息抜きと生物学 )では

その作用については触れていなかったので、

 

今回は、どのようなことをする薬なのかを簡単に書いてみたと思います。

(毎度のことながら、厳密な内容ではないので、ご了承ください)

 

 

・目次

 

 

RNAウイルスの複製、転写

(前回と被りますが)

 

通常、生物は、

 

DNAを遺伝子として持っており、

 

DNAからDNAへの複製や、DNAからRNAへの転写を行っています。

 

 

 

しかし、新型コロナウイルスの様な「RNAウイルス」は

 

RNAを遺伝子として持っており、

 

RNAからRNAを複製、転写できるような特殊な酵素が必要になります。

 

 

この酵素RNA依存性RNAポリメラーゼと言います。

 

ウイルスは、下の図のようにRNA依存性RNAポリメラーゼによって

ウイルスのRNAが複製、転写されることで増幅します。

 

f:id:Uchi_P:20211224202649p:plain

 

水色には薄いオレンジ、

緑にはマゼンタがそれぞれ対応していますね。

 

 

薬の仕組み

 

モルヌピラビルなどの薬は、下の様にRNA依存性RNAポリメラーゼの活動を阻害することで、RNAの合成をストップさせるものです。

f:id:Uchi_P:20211224202713p:plain

 

ストップしている場所では、

f:id:Uchi_P:20211224202723p:plain

この様になっています。

 

本来、薄いオレンジの相方は水色ですが、

 

ここでは、青いやつがくっついでいます。

 

この青いやつです。

 

通常と違う、青いやつが合成中のRNAに入り込むため、

 

合成反応がストップしてしまう

 

という仕組みです。

 

ウイルスの遺伝子であるRNAが正しく合成されないため、

ウイルスは増えることができなくなってしまいます。

 

 

 

ということで、今回は、

 

新型コロナの飲み薬の仕組みについて書いてみました。

 

今年ももうわずか

まだまだ油断できない状況ですが、頑張っていきましょう!

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

日本分子生物学会2021年会!

こんにちは。うちPです。

 

 

今年もいよいよこの時期が来ました!

 

f:id:Uchi_P:20211201232840j:plain

 

 

日本分子生物学会!

 

 

日本最大の生物学の学会(たぶん)!

 

今年は、オンラインとオンサイトのハイブリッド開催でした。

 

会場はパシフィコ横浜で、大学の近くだったこともあり

 

久々に学会会場に足を運びました。

 

 

普段ろくに運動しないので、

 

ポスターセッションの間、2時間半歩き回ったら

 

疲れました。

 

楽しかったんですが、疲れました。

 

まだ、明日明後日もあるので

 

引き続き、久々のオンサイト学会を楽しみたいと思います!!

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

インフルエンザ"菌"?

こんにちは。うちPです。

 

11月も後半になり、インフルエンザの予防接種も始まってきましたね。

 

そういえば

インフルエンザ菌

ってご存じですか??


いやいや

インフルエンザ「ウイルス」だろ?


過去のブログで「細菌とウイルスは全く別物なんです!」

なんて言ってるじゃん!

↓過去のブログ↓

ウイルスと細菌 どう違う? - 息抜きと生物学

 

と思われる方もいるでしょう。


しかし、本当にあるんです!

インフルエンザ菌


何者かと言いますと、


インフルエンザの原因!!


と言われていた菌です。

 

19世紀にインフルエンザが流行した際、

インフルエンザの原因菌として見つかりました。


当時はまだ、細菌よりも小さな

「ウイルス」という存在自体が広く知られていませんでした。

(細菌大きさは数µm、それに対してウイルスは数十m程度)


結局、インフルエンザ菌に対するワクチンが効かなかったことや

細菌をろ過できる装置で濾した水でも

感染力が残っていることと等から、


インフルエンザの原因は、細菌ではなくウイルスであることが分かりました。


そのため、インフルエンザ菌という名前だけが残りました。

 

ちなみに、無害ではなく、

東京都感染症情報センターのホームページ(東京都感染症情報センター » 侵襲性インフルエンザ菌感染症 Invasive Haemophilus influenzae disease)によると

 

「発症は一般に突発的で、上気道炎や中耳炎を伴って発症することがあります。

 髄膜炎例では、頭痛、発熱、首を動かしにくくなる硬直、けいれん、意識障害等の症状が起こります。」

とのことです。

 

上気道に常在している菌らしいので、免疫力が低下しないように気を付けるのが一番でしょうか。

 

ということで今回は久々の雑記でした(笑)

 

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

顕微鏡シリーズ~蛍光顕微鏡 2 ~

こんにちは。うちPです。

 

今回は、本当に蛍光顕微鏡についてです(笑)

 

・目次

 

早速内容へ 

 

蛍光顕微鏡

蛍光顕微鏡の観察では、蛍光を発する色素(蛍光色素)や

タンパク質(蛍光タンパク質)を用いて見たいものを標識、

特定の波長の励起光を当て

蛍光を観察します。


蛍光は励起光よりも波長が長い(エネルギーが低い)ものになります。


よく使われる励起光と蛍光の組み合わせは表のようになっています。

表の()内は、励起光の色です。

f:id:Uchi_P:20210826222513p:plain

例えば緑色の蛍光を発する蛍光色素は、

488 nmの波長の励起光で励起されます。

 

f:id:Uchi_P:20210826222608p:plain

 

緑を見たいから、488 nmの青色の光を当てる。

という感じですね。

 

 


ただ、一つ問題があります。


それは、「励起光に比べて、蛍光がめちゃくちゃ暗いこと」です。


例えば、下図の左のようにサンプルの下から励起光を当てた場合、

 

サンプルから発せられた蛍光と

サンプルに当たった励起光は右のようになります。

 

f:id:Uchi_P:20210826222957p:plain

蛍光も目に届くのですが、

サンプルを透過した、蛍光以上に明るい励起光も目に届いてしまい、


何も見えなくなってしまいます。

 


そこで用いられているのが「ダイクロイックミラー」です。

大雑把に書くと、下の図のように配置されています。

 

f:id:Uchi_P:20210826223018p:plain

 

ダイクロイックミラーは、特定の波長の光を反射し、

それ以外の波長の光を透過するものです。


ここでは、短波長の光は反射して、長波長の光は通します。


そうすることで、波長の短い励起光は反射され、

波長の長い蛍光だけがダイクロイックミラーを通過し、

観察できるという仕組みになっています。

 

ちなみに、光源は水銀ランプを用いるものや、特定の色のレーザーを用いるものがあります。 

 

フィルター

蛍光顕微鏡を語るうえで、非常に重要なのがダイクロイックミラーを含めた、

 

フィルター

 

です。

 

実際の蛍光顕微鏡では、ダイクロイックミラーのほかに

 

励起フィルターバリアフィルターという2種類のフィルターが存在します。

 

2種類とも、ダイクロイックミラーと同じように、特定の波長の光を反射し、

それ以外の波長の光を透過します。

 

実際には、特定の波長以上の光を透過するロングパスフィルターや

本当に特定の領域の波長のみを透過する(短いものも長いものも反射する)バンドパスフィルターが用いられています。

 

縦軸に透過率、横軸に波長を取るとこんなグラフになりますね。

 

f:id:Uchi_P:20210829005008p:plain

 

 

それぞれ下のような位置に配置されています。

 

f:id:Uchi_P:20210829005840p:plain

 

 励起フィルターは光源からでた光から、励起光を取り出すものです。

 

バリアフィルターは検出器や接眼レンズの前にあり、

特定の蛍光のみを取り出すためのフィルターです。

 

励起フィルターとバリアフィルターの組み合わせを変えることで、

1つのサンプルで、複数の色の蛍光を観察することができます。

 

また、バリアフィルターの位置を工夫することで、2色同時撮影なども可能になります。

 

 

ということで、今回は蛍光顕微鏡について簡単に書いてみました。

 

書きたいことがいろいろあって更新頻度が減ってしまっています(笑)

 

予定では蛍光顕微鏡は2回で終わりでしたが、

 

やはり蛍光色素、蛍光タンパク質に触れないわけにはいかないので、

 

次回は「蛍光色素、蛍光タンパク質」特に「GFP」について書くつもりです。

 

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

顕微鏡シリーズ~蛍光顕微鏡 1 ~

こんにちは。うちPです。

 

久々に顕微鏡シリーズです!

 

今回からはいよいよ蛍光顕微鏡です。

 

概要

これまでに解説した顕微鏡との大きな違いは、

細胞内の特定のものを見れるという点ですね。


例えば、「細胞の中のタンパク質Aの位置」を見たいとしましょう。


位相差顕微鏡や微分干渉顕微鏡では、細胞の形は分かります。

しかし、そこまでです。どこにタンパク質Aがあるのかは分かりません。

そこで、タンパク質Aだけを光らせて、その光だけを観察します。

そうすることで、

「細胞の中のタンパク質Aの位置」を知ることができます。

 

そこで用いられているのが

蛍光

です。

 

蛍光とは

ということで、蛍光とは何か。

 

ある物質に光を当てたとき、

その物質が発する光のことです。


光が当たらなくなると、蛍光は消えます。

f:id:Uchi_P:20210804005331p:plain
蛍光を発することができる物質を「蛍光物質」といいます。

 

 

まずは、蛍光物質に光を当てます。

 

光はエネルギーを持っていて、蛍光物質はそのエネルギーを受け取ります。

 

エネルギーが高い状態になった蛍光物質は、

 

受け取ったエネルギーを放出して、元の状態に戻ります。


放出するときは、熱や光などで放出します。

 

ここで出てくる光が「蛍光」です。

 f:id:Uchi_P:20210804005432p:plain

エネルギーが低いときを「基底状態

 

エネルギーを受け取った後の状態を「励起(れいき)状態」

 

と言います。

 

また、蛍光物質に当てる光のことを「励起光」と呼びます。

 

基底状態の蛍光物質に、励起光を当てることで、励起状態になります。

この励起状態から、基底状態に戻る際に発するのが蛍光です。

 

 

注意点として、

 

励起光が強すぎたり、励起光を当てている時間が長かったりすると

 

蛍光が弱まったり、見えなくなったりします。

 

これを「退色」と言います。

 

なので、実際に蛍光顕微鏡観察を行うときは、

 

できるだけ退色をさせない」ように気を付けないといけません。

 

特に生きた細胞を長時間観察する際には、退色は天敵になってきます。。。

 

 

ちなみに、物質に光を当てることで、

その物質から光が発生する現象として、

りん光というものもあります。

蛍光とりん光の違いとして、

物質に当たっている光が消えたとき、同時に消えるのが蛍光で

光が消えた後でも、消えないのがりん光です。

電気のリモコンのボタンみたいに、暗いなかでもボヤーっと光ってるあれです。 

 

 

身近な蛍光というと、蛍光灯でしょうか?

(最近はLED化が進んでいますが笑)

 

f:id:Uchi_P:20210804004317p:plain f:id:Uchi_P:20210804004509p:plain

 

1. 蛍光灯では、フィラメントに電圧がかかると、フィラメントから電子が出ます。

2. その電子が、蛍光灯内に入っている気体の水銀にぶつかり、紫外線が出ます。

3. 蛍光灯の内側には蛍光物質が塗られており、先ほど出てきた紫外線によって励起されます。

 

 

......完全に内容がそれました

 

 そしてすでに1000文字近くになっているので、今回はこのへんで終わろうと思います。

 

蛍光顕微鏡については何も書いてませんね(笑)

 

ということで、次回はしっかりと「蛍光顕微鏡」について書きます!

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

副作用と副反応

こんにちは。うちPです。

 

2回目のワクチンを打ちました。

 

ファイザーでしたが、副反応にびくびくしておりました。

 

が、微熱とわずかな倦怠感だけで済み、ホッとしております。

 

 

そういえば、新型コロナワクチンが話題になり始めてから、

 

「副反応」という言葉を頻繁に耳にするようになった気がします。

 

テレビとかでは「ワクチンの副反応」とかよく言っていますね。

 

薬の場合はよく「副作用」と言います。

 

そしてもう一つ、「有害事象」というものもありますね。

 

では「副反応」と「副作用」、「有害事象」それぞれどう違うのでしょうか?

 

・目次

 

 

副作用

 

医薬品や医療行為などで、期待される作用を「主作用」と言います。

 

これに対して、期待していなかった作用のことを「副作用」と呼びます。

 

「副作用」という言葉の意味としては、有害、無害は関係なく主作用じゃないものを指します。

 

「治験中に得られる安全性情報の取り扱いについて」という平成7年の厚生省薬務局審査課長通知にて(https://www.pmda.go.jp/files/000156127.pdf)

 

副作用とは

「病気の予防,診断もしくは治療,または生理機能を変える目的で投与された(投与量にかかわらない)医薬品に対する反応のうち,有害で意図しないもの」

と記載されているので、

 

一般に医薬品の副作用と言ったら、有害なものを想定しておけばいいでしょう。

 

 

ちなみに、WHOの定義では、

 

副作用 (side effect ;SE)は、既知の反応であり、薬の添付文書に書かれているのも、予期せず有害なものはそれとは区別してadverse drug reaction (ADR)としてます。

https://www.who.int/medicines/technical_briefing/tbs/Participant-s-Guide-All-Sessions.pdf

 

 

副反応

 

ワクチン接種をすると、抗体をつくるために免疫反応が起こります。

 

薬などによる化学的な反応だけでなく、免疫反応によって予期せぬ反応が起こることがあります。

 

そのため、医薬品による副作用と区別して、

 

ワクチン接種に伴う、免疫獲得以外の反応を「副反応」と呼んでいます。

 

ようは、ワクチンのときは副反応です。

 

英語では副作用と副反応の区別はないようですね。

 

 

有害事象

 

最後に有害事象ですが、これは薬やワクチン接種後に起こる有害な出来事のことで、

 

因果関係がなくても含まれます。

 

例えば、痛み止めで有名なロキソニンには、まれに腹痛や吐き気などの副作用が報告されています。

 

そのため、「ロキソニンを飲んだ後、おなかが痛くなった」というのはロキソニンの副作用であり、有害事象でもあります。

 

しかし、「ロキソニンを飲んだ後、雷に打たれた」というのは、ロキソニンと雷に因果関係はないので副作用ではありませんが、

 

好ましくない出来事なので有害事象にはなります。

 

 

 

 

ということで、主に「副作用」と「副反応」について書いてみました。

 

ま、一言で言ってしまえば

 

望んでいない有害な作用=副作用

ワクチンに関しては、副反応

 

という感じですね。

 

 

にほんブログ村 大学生日記ブログ 博士課程大学院生へ
にほんブログ村

にほんブログ村 大学生日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 科学ブログ 生物学・生物科学へ
にほんブログ村


人気ブログランキング


科学・学び 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所

生物学・生物科学 人気記事 一覧 科学・学びブログ天紹介所