息抜きと生物学

お勧めグッズ、バイオ系の内容など 博士課程学生の生態の一例です。

45% offでタイヤ&ホイールGETしました!

こんにちは。うちPです。

 

以前の記事で書いていた

とうとう買ってしまったアレ - 息抜きと生物学

 

タイヤ&ホイールが

 

届きました!

 

小西タイヤ 楽天市場を利用しました!

 


お得なクーポン 7/26 1:59迄 245/40R18 97Y XL ブリヂストン ポテンザ S007Aワーク エモーション M8R MBL 18-8.5J国産車用 サマータイヤホイール4本セット 取付店直送可

 

 

こんな感じ。

 

 

黒ボディーに黒ホイールです!

 

ホイールを変えるだけで、イメージがガラッと変わりますね!

 

このホイールは

 

WORK EMOTION の M8R

(WORK EMOTION M8R製品情報|株式会社ワーク)

 

色はマットブラックです。

 

サイズは18インチ 8.5 J +38です。

 

普通に購入すると

 

1本 ¥57,200 

https://www.work-wheels.co.jp/img_save/pdf/62a7f6bfbb5a1.pdf

 

4本購入で

¥228,800也

 

タイヤは、

 

BRIDGESTONEPOTENZA S007A

(POTENZA S007A 製品情報 | POTENZA | 株式会社ブリヂストン)

 

サイズは245/40R18なので

 

1本で ¥61,710

 

4本だと

 

¥246,840也

 

つまり、ホイールとタイヤを別々で買うと

 

¥475,640

 

のところ、

 

 

タイヤの組み込みと、バランス調整まで完了した状態で、

 

¥262,550

 

でした!

 

"45 % off"

 

¥213,090 ほど安いです!

 

 

 

他にもたくさんの種類の

ホイールやタイヤがあります!

 

ホイール欲しいなぁという方には

 

おすすめです!!

 

 

 

 

というわけで、

 

新しいホイールでドライブに行きたいと願う

 

うちPでした。

 

 

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タンパク質とアミノ酸

こんにちは。うちPです。

 

毎度のことながら、

 

お久しぶりです(笑)

 

今回は、珍しく生物分野の解説になります。

 

今回解説するトピックは

 

タンパク質とアミノ酸

 

です。

 

 

 

1. タンパク質って?

 

タンパク質は、

筋肉はもちろん、爪や髪の毛など、

身体の様々なものを構成しているため、

身体を作る食べ物なんて言われます。

 

 

ヒトの身体の約60 %は水、

 

15~20 %はタンパク質でできています。


タンパク質(protein)は、

アミノ酸がたくさんつながったものです。

 

アミノ酸は 図1のような、

アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持つものです。

 

タンパク質を構成しているアミノ酸

この R の部分が20種類あります。


特殊なアミノ酸がいくつかありますが、

ここでは省きます。

 

また、プロリンを除く19のアミノ酸

すべてα-アミノ酸です。

 

プロリンは化学的にはイミノ酸に分類されますが、

生物学ではアミノ酸としていることがほとんどです。


-NH2のアミノ基がついている炭素によって

図2のようにα、β、γなど名前がついています。

 

(図2は、GABAと言われるアミノ酸で、タンパク質はつくっていませんが、

体内では重要なアミノ酸です。)

 

 

アミノ酸同士は、アミノ基とカルボキシル基で

 

図3のようにペプチド結合を形成します。

 

 

アミノ酸2つでジペプチド、3つでトリペプチド、

たくさんでポリペプチドです。


タンパク質とポリペプチドに境界は特にないですね。


また、生物が利用しているアミノ酸のほとんどは

L型アミノ酸です。


L型とD型を見分ける方法ですが、

CORNルールというのがあります。

 

図4の上の様な構造のアミノ酸

図4の下のように、水素を奥に配置してみてみます。

 

 

この時に、-COOH、-R、-NH2が反時計回りならL型、

時計回りならD型です。


D型はほとんど使われていません。

 

 

「ほとんど」

というのは、真正細菌では細胞壁にD型を用いていたり、

哺乳類の脳内でもD-Serが使われていることがあるなど、

 

ときどきD型アミノ酸を使用している場面があるからです。

 


タンパク質を食べると、

胃液に含まれるトリプシンによって

アミノ酸に分解されます。

 

ここで出来たアミノ酸を吸収、

必要なタンパク質に再び合成しなおします。

 

 

 

2. 必須アミノ酸

 

20種類のうち、ヒトが合成できなかったり、

難しかったりするアミノ酸が9種類あり、

必須アミノ酸と呼ばれています。

 

食事等で摂らなければいけません。

 

私は、必須アミノ酸

一人とロバ、不明

で覚えています。

 

スチジン、リプトファン、シン、レオニン(スレオニン)、

イシン、リン、ェニルアラニン、チオニン、ソロイシン

 

の9種です。

 

ヒ ト リ ト ロ バ フ メ イ

ですね。


他にも

「風呂場椅子独り占め」

というゴロもありますね。

 

また、乳幼児では

必要量を合成できないことから、

アルギニンが加えられています。


昔は、ヒスチジンも幼児のみ必須とされていましたが、

今では成人でも必須になっていますね。

 

 

 

3. 最後に

 

体内で作られたタンパク質がずっとそのままかというと、

そういうわけではありません。

 

日々新しく合成されては、古いものが分解される

というのを繰り返しています。


そのため、日々の食事でタンパク質を

摂取することが大切になってきます。

 

 

 

ということで、

 

今回は「タンパク質とアミノ酸」について

 

見てみました!

 

 

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とうとう買ってしまったアレ

こんにちは。うちPです。

 

先週、人生で一番高い買い物をしてしまいました。

 

前々から、ほしいとは思っていたのですが

 

ついに買ってしまいました。。。

 

めっちゃタイムリーなので、

 

2月にやったばかりですが

 

今週のお題「人生で一番高い買い物」

 

やってみましょう。

 

 

何を買ったのかというと

 

タイヤとホイールのセットです。

 

家の車をイメチェンしようと思いましてね。

 

ホイールはこちら

WORK EMOTION の M8R

(WORK EMOTION M8R製品情報|株式会社ワーク)

 

色はこれじゃなくて

 

黒にしました。

 

タイヤは、純正で

 

BRIDGESTONEPOTENZA S007A

(POTENZA S007A 製品情報 | POTENZA | 株式会社ブリヂストン)

 

にしました。

 

4本で約27万円!

 

いや、普通にタイヤとホイールを別々で買うよりは

 

20万円近く安くなってますが、

 

まあ、安くはないですね。。。

 

今まで基本的には純正で乗っていたので、

(マフラーとシフトノブだけオプション)

 

初カスタムですね

 

車体も黒

 

ホイールも黒

 

全身真っ黒になります(笑)

 

ということで、ただの雑記でした。

 

 

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ヒトゲノム完全解読?!

こんにちは。うちPです。

 

おかげさまで

ブログをはじめてから本日で2年たちました!

 

最低でも月1で更新していたんですが、

ついに3月の更新が0になってしまいましたね。。。

これについてはまた別の機会に(笑)

 

 

そんなことよりですね!

 

ついに!

 

 

ヒトゲノムの完全解読!

(原著です→https://www.science.org/doi/10.1126/science.abj6987

 

 

2003年のヒトゲノムプロジェクト完了によって

ほぼすべてのヒトゲノムが解読されていましたが、

まだまだ読めていない部分が多くありました。

 

その後の研究によってさらなる解読が進められて、

それでも約8 %は、繰り返し配列などの理由で、

きちんと読めていませんでした。

 

それが今回!

The complete sequence of a human genome(ヒトゲノムの完全な配列)」

というタイトルの論文が、

Scienceという雑誌に掲載されました!

 

今回Scienceに発表された内容では、

 

これまでに分かっていた配列に

新たに2億塩基対ほどのデータが加えられたようで

 

エラーはおよそ0.3 %程度!

 

 

これによって

 

約30億5500万塩基対の配列が分かったようですね。

 

この論文は3/31に発表されていますが、

 

さらに、4/1にはエピジェネティックパターンも解読できたという論文が出てきていますね。

 

 

 

ヒトゲノムについて、どんどん新しいことが分かってきていますねぇ

 

その分、ゲノム情報の取扱いについても考えていく必要が出てきそうですね。。。

 

ということで、今回はこの辺で。

 

今後も、不定期にマイペースに更新していくので、よろしくお願いします!!

 

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現金自動預け払い機

こんにちは。うちPです。

 

今週のお題「復活してほしいもの」

 

ということで、久々にお題をやっていこうかなと思います!

 

 

色々考えたのですが、一番生活に直結するやつにしました。

 

「ATM」

 

です。

 

私、

ここ数年で知名度を爆上げした

青色の某銀行を使っているんですね。

 

理由としては、今在籍しているキャンパスにATMがあったからなんです。

 

ちなみに、緑色の某手紙系銀行のATM青系の2つがありました。

 

でもね。

 

1年半ぐらい前にですね

 

青系のATMが撤去されたんですね。。。

 

一番近いATMは隣駅のショッピングモール内

 

コンビニ等だと手数料かかりますし、息抜きがてらにたまーに行くんですが

 

学内に復活してほしい。。。

 

てか、ATMがなくなった今、青系使ってる意味とは。。。

 

というわけで、久々の雑記でした!

 

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顕微鏡シリーズ~蛍光顕微鏡 3~

こんにちは。うちPです。

 

皆様、明けましておめでとうございます。

 

本年もよろしくお願いいたします。

 

もう半月も過ぎてしまっていますが(笑)

 

2022年1発目は

 

久々に顕微鏡シリーズ!

 

蛍光顕微鏡の3回目です。

 

今回は、「蛍光色素、蛍光タンパク質」についてです。

 

といいつつ、蛍光タンパク質であるGFPにフォーカスします!

 

GFP

世の中には便利なものがあります。

 

緑色蛍光タンパク質

 

通称GFP (Green Fluorescent Protein)です。

特定の波長の光を当てると、緑色の蛍光を発するタンパク質です。

生物系の学部に入学すると、ほぼ間違いなく耳にします。

 

こんな構造をしたタンパク質です。

真ん中の濃い緑の部分が発色に関連している部分です。

f:id:Uchi_P:20211024204955p:plain

(PyMoLというフリーソフトで表示しています。)(PBD: 1GFL)

 

 

GFPオワンクラゲというクラゲから発見されました。

発見した下村脩先生は、この功績により2008年にノーベル賞を受賞しています。


GFPをもとに、赤色の蛍光を発するRFPやmCherry、赤外のiRFP、黄色のYFP、シアンのCFPなど

様々な蛍光タンパク質が開発されています。

もちろん私も、めちゃくちゃお世話になっています。


タンパク質ですので、GFPがどういうアミノ酸配列なのかは分かっています。

もちろん、そのアミノ酸配列に対応したDNA配列(遺伝子)も分かっています。


そうです。

細胞にGFPの遺伝子を突っ込むと

GFPを作ってくれて、励起光を当てると細胞が光ります!!

 


例えば

タンパク質Aの遺伝子の後ろに

GFPの遺伝子をつなげて

細胞に導入することで、

細胞内でタンパク質Aのある場所が分かります。

f:id:Uchi_P:20211024202908p:plain

緑がある場所がタンパク質Aの場所です。

 

さらに、赤に光るRFPをタンパク質Bにつなげてみます。

赤の蛍光を観察すると、タンパク質Bの位置が分かります。

f:id:Uchi_P:20211024202927p:plain

 

 

緑と赤の画像を重ね合わせることで、

タンパク質B(赤)はタンパク質A(緑)と隣り合っていることが分かります。

f:id:Uchi_P:20211024202947p:plain

画像解析を行うことで、

緑の面積に対して、何パーセント程度赤が重なっているのか、

それぞれのタンパク質の位置関係を知ることができます。

 

 

さらに、この観察を生きた細胞で行うことができます!

なので、例えば、

 

細胞分裂が終わった直後はタンパク質AとBは一緒にはいないが、

20秒後には一緒にいるとか

その移り変わりを観察することができます。

 

時間と位置の関係性が分かるということですね!

 

よく「時空間的情報」などと言われます。

 

 

 

また、タンパク質なので、

 

昨今のゲノム編集技術等を利用して、GFPの遺伝子をマウスのゲノムに組み込むと

 

光るマウスを作ることができます。

 

これは蛍光色素ではできません。

 

まあ、動物実験についてはセンシティブな内容なのであまり突っ込まないようにしますね。

 

GFPマウス」などのワードで検索すると、画像が出てきます。

 

 

ということで、今回はGFPについて語ってみました。

 

蛍光色素については全く触れていませんが、これで蛍光顕微鏡の回は終了の予定です。

 

次回は「レンズの特性」。。。

 

これまた更新に時間がかかりそうです。。。

 

 

 

 

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モルヌピラビルって何する薬?

こんにちは。うちPです。

 

本日(12/24)

 

新型コロナの飲み薬である「モルヌピラビル」の承認が了承されましたね。

 

以前の記事でも取り上げた

レムデシビルやアビガンなどと同じような仕組みで働く薬です。

 

以前の記事 (ウイルスの増え方とレムデシビル - 息抜きと生物学 )では

その作用については触れていなかったので、

 

今回は、どのようなことをする薬なのかを簡単に書いてみたと思います。

(毎度のことながら、厳密な内容ではないので、ご了承ください)

 

 

・目次

 

 

RNAウイルスの複製、転写

(前回と被りますが)

 

通常、生物は、

 

DNAを遺伝子として持っており、

 

DNAからDNAへの複製や、DNAからRNAへの転写を行っています。

 

 

 

しかし、新型コロナウイルスの様な「RNAウイルス」は

 

RNAを遺伝子として持っており、

 

RNAからRNAを複製、転写できるような特殊な酵素が必要になります。

 

 

この酵素RNA依存性RNAポリメラーゼと言います。

 

ウイルスは、下の図のようにRNA依存性RNAポリメラーゼによって

ウイルスのRNAが複製、転写されることで増幅します。

 

f:id:Uchi_P:20211224202649p:plain

 

水色には薄いオレンジ、

緑にはマゼンタがそれぞれ対応していますね。

 

 

薬の仕組み

 

モルヌピラビルなどの薬は、下の様にRNA依存性RNAポリメラーゼの活動を阻害することで、RNAの合成をストップさせるものです。

f:id:Uchi_P:20211224202713p:plain

 

ストップしている場所では、

f:id:Uchi_P:20211224202723p:plain

この様になっています。

 

本来、薄いオレンジの相方は水色ですが、

 

ここでは、青いやつがくっついでいます。

 

この青いやつです。

 

通常と違う、青いやつが合成中のRNAに入り込むため、

 

合成反応がストップしてしまう

 

という仕組みです。

 

ウイルスの遺伝子であるRNAが正しく合成されないため、

ウイルスは増えることができなくなってしまいます。

 

 

 

ということで、今回は、

 

新型コロナの飲み薬の仕組みについて書いてみました。

 

今年ももうわずか

まだまだ油断できない状況ですが、頑張っていきましょう!

 

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日本分子生物学会2021年会!

こんにちは。うちPです。

 

 

今年もいよいよこの時期が来ました!

 

f:id:Uchi_P:20211201232840j:plain

 

 

日本分子生物学会!

 

 

日本最大の生物学の学会(たぶん)!

 

今年は、オンラインとオンサイトのハイブリッド開催でした。

 

会場はパシフィコ横浜で、大学の近くだったこともあり

 

久々に学会会場に足を運びました。

 

 

普段ろくに運動しないので、

 

ポスターセッションの間、2時間半歩き回ったら

 

疲れました。

 

楽しかったんですが、疲れました。

 

まだ、明日明後日もあるので

 

引き続き、久々のオンサイト学会を楽しみたいと思います!!

 

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インフルエンザ"菌"?

こんにちは。うちPです。

 

11月も後半になり、インフルエンザの予防接種も始まってきましたね。

 

そういえば

インフルエンザ菌

ってご存じですか??


いやいや

インフルエンザ「ウイルス」だろ?


過去のブログで「細菌とウイルスは全く別物なんです!」

なんて言ってるじゃん!

↓過去のブログ↓

ウイルスと細菌 どう違う? - 息抜きと生物学

 

と思われる方もいるでしょう。


しかし、本当にあるんです!

インフルエンザ菌


何者かと言いますと、


インフルエンザの原因!!


と言われていた菌です。

 

19世紀にインフルエンザが流行した際、

インフルエンザの原因菌として見つかりました。


当時はまだ、細菌よりも小さな

「ウイルス」という存在自体が広く知られていませんでした。

(細菌大きさは数µm、それに対してウイルスは数十m程度)


結局、インフルエンザ菌に対するワクチンが効かなかったことや

細菌をろ過できる装置で濾した水でも

感染力が残っていることと等から、


インフルエンザの原因は、細菌ではなくウイルスであることが分かりました。


そのため、インフルエンザ菌という名前だけが残りました。

 

ちなみに、無害ではなく、

東京都感染症情報センターのホームページ(東京都感染症情報センター » 侵襲性インフルエンザ菌感染症 Invasive Haemophilus influenzae disease)によると

 

「発症は一般に突発的で、上気道炎や中耳炎を伴って発症することがあります。

 髄膜炎例では、頭痛、発熱、首を動かしにくくなる硬直、けいれん、意識障害等の症状が起こります。」

とのことです。

 

上気道に常在している菌らしいので、免疫力が低下しないように気を付けるのが一番でしょうか。

 

ということで今回は久々の雑記でした(笑)

 

 

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顕微鏡シリーズ~蛍光顕微鏡 2 ~

こんにちは。うちPです。

 

今回は、本当に蛍光顕微鏡についてです(笑)

 

・目次

 

早速内容へ 

 

蛍光顕微鏡

蛍光顕微鏡の観察では、蛍光を発する色素(蛍光色素)や

タンパク質(蛍光タンパク質)を用いて見たいものを標識、

特定の波長の励起光を当て

蛍光を観察します。


蛍光は励起光よりも波長が長い(エネルギーが低い)ものになります。


よく使われる励起光と蛍光の組み合わせは表のようになっています。

表の()内は、励起光の色です。

f:id:Uchi_P:20210826222513p:plain

例えば緑色の蛍光を発する蛍光色素は、

488 nmの波長の励起光で励起されます。

 

f:id:Uchi_P:20210826222608p:plain

 

緑を見たいから、488 nmの青色の光を当てる。

という感じですね。

 

 


ただ、一つ問題があります。


それは、「励起光に比べて、蛍光がめちゃくちゃ暗いこと」です。


例えば、下図の左のようにサンプルの下から励起光を当てた場合、

 

サンプルから発せられた蛍光と

サンプルに当たった励起光は右のようになります。

 

f:id:Uchi_P:20210826222957p:plain

蛍光も目に届くのですが、

サンプルを透過した、蛍光以上に明るい励起光も目に届いてしまい、


何も見えなくなってしまいます。

 


そこで用いられているのが「ダイクロイックミラー」です。

大雑把に書くと、下の図のように配置されています。

 

f:id:Uchi_P:20210826223018p:plain

 

ダイクロイックミラーは、特定の波長の光を反射し、

それ以外の波長の光を透過するものです。


ここでは、短波長の光は反射して、長波長の光は通します。


そうすることで、波長の短い励起光は反射され、

波長の長い蛍光だけがダイクロイックミラーを通過し、

観察できるという仕組みになっています。

 

ちなみに、光源は水銀ランプを用いるものや、特定の色のレーザーを用いるものがあります。 

 

フィルター

蛍光顕微鏡を語るうえで、非常に重要なのがダイクロイックミラーを含めた、

 

フィルター

 

です。

 

実際の蛍光顕微鏡では、ダイクロイックミラーのほかに

 

励起フィルターバリアフィルターという2種類のフィルターが存在します。

 

2種類とも、ダイクロイックミラーと同じように、特定の波長の光を反射し、

それ以外の波長の光を透過します。

 

実際には、特定の波長以上の光を透過するロングパスフィルターや

本当に特定の領域の波長のみを透過する(短いものも長いものも反射する)バンドパスフィルターが用いられています。

 

縦軸に透過率、横軸に波長を取るとこんなグラフになりますね。

 

f:id:Uchi_P:20210829005008p:plain

 

 

それぞれ下のような位置に配置されています。

 

f:id:Uchi_P:20210829005840p:plain

 

 励起フィルターは光源からでた光から、励起光を取り出すものです。

 

バリアフィルターは検出器や接眼レンズの前にあり、

特定の蛍光のみを取り出すためのフィルターです。

 

励起フィルターとバリアフィルターの組み合わせを変えることで、

1つのサンプルで、複数の色の蛍光を観察することができます。

 

また、バリアフィルターの位置を工夫することで、2色同時撮影なども可能になります。

 

 

ということで、今回は蛍光顕微鏡について簡単に書いてみました。

 

書きたいことがいろいろあって更新頻度が減ってしまっています(笑)

 

予定では蛍光顕微鏡は2回で終わりでしたが、

 

やはり蛍光色素、蛍光タンパク質に触れないわけにはいかないので、

 

次回は「蛍光色素、蛍光タンパク質」特に「GFP」について書くつもりです。

 

 

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